前回は試験に向けた約1か月半の勉強法など述べてきましたが、ここからは実際の試験を受けたレポートと所感となります。
ITパスポートの試験概要やこれまでの経緯・勉強法などはこちらをどうぞ。


当日試験会場は老若男女問わずの受験者で、さすがITパスポート! 社会人が多いように感じましたが、きっと若い人は学生さんもいるのでしょう(就活の資格に役立ちそうだし)。そして、いざ受験!だったのですが・・・
ちなみに、試験室にはコンピュータがパーティション越しに何十台とブースとして設置されていて、入る前には手荷物は受験票以外には持ち込み禁止で、手荷物は前室のロッカーに収納することになっています。紙とペンは用意されているので、何か手計算やメモなどするには困りませんが、やはり試験なので厳重体制です。
受けてみると「知らないところが多いぞ!」これが率直な感想でした。そりゃそうですよね。過去問ばかり解いていたのだから。。。 ITの進化を目の当たりにしました。
そこは予想通りで、過去問に類似しているような問題が7割程度だったでしょうか。それより、3割が奇抜に見えて、焦る・あせる・アセル・・・
中間試験で過去問を通しでトライしたときには時間も余っていたのに、やはり実際に受験となると気持ちが先走りする感じなんですね。本当にこれで大丈夫なのかなと思いながら、わからないところは後で見直せるようにマークして、できるとことから解いていきましたよ。
それでも試験に向けた勉強時には、やっぱり120分通しで過去問は解いておきましょう
まぁ、7割くらいは自信を持って答えることができた感じでしたが、やはり自分ではもっと点を取れたらと思っていた感覚で臨んでいたので、少し不安な面もあり、そんな思いの中、タイムアップで退室。
試験はコンピューターによる回答なので判定も早い。午前の受験でしたが、約30分後のお昼には結果がサイトで確認できました。
恐る恐る自分の受験番号を携帯に入力して確認してみると、見事合格。気になる得点は、
- 総合評価点(855点) 合格600点以上
- ストラテジ系(880点) 合格300点以上
- マネジメント系(705点) 合格300点以上
- テクノロジ系(855点) 合格300点以上
目標としていた9割には届かずでしたが、8割5分とれたんだから由としよう。でもあれだけ調子良かったマネジメント系は悪かったなぁ。こんなにバラつくんだね。うん、合格だし素直にうれしいよ!
と言う感じで、今回、ITパスポートの受験についてレポートしてみました。
いかがでしたか。私はある程度の知識と経験とはあったのかと思いますが、それでも知らないことは多く、勉強になりました。初学者のみなさんであれば、たくさん覚えることはあるはずなので、無論たいへんな道のりかと思いますが、自分のペースで少しづつでも学習して行ってでもITリテラシーが身につくし、価値のある資格かと思いますよ。ぜひ、みなさんもITパスポートの資格にチャレンジしてみてくださいね。
なお、国家試験なので官報に受験番号だけですが合格者は掲載されます。また、デジタルリテラシー協会からオープンバッジというものがもらえます。世界共通の国際技術標準規格で統一されており、有資格者はデジタル証明がなされて多様な活用ができるようです。このバッジはDX推進のための、AI(G検定)、DS(データサイエンティスト)、IT(ITパスポート)の3点がワンセットとなっています。

今回もご覧いただきありがとうございました。

