このページは、業務組織と体制についての注意すべき点などをまとめてみました。
業務組織
ある意味組織としては、その構成を構築しておくことは、責任の所在を明確にするうえで大切なことと存じますが、品質マネジメントシステム(QMS)の要求事項としても役割・責任・権限を明確にすることが求められいますので、組織を定義しておくことは最も基本となる組織運営のひとつです。
企業にとっては、職能別、事業部別、製品別などTOP以下どのような職責をポストとして配置するかは、それぞれ千差万別ですが、いずれにしても目的やルールを定義して構築する必要がありますので、ここでは品質面でいかに大切かを語っていきたいと思います。

業務組織について
ここでは、業務組織について語っていきます。業務組織おそらく大企業においては、組織についての用益などを体系的に示したものが明確になっているケースが多いかと思います。これは事業ごとや役割ごとに示された体系図的なツリー図となっているかと思いますが...
品質保証体系図
品質保証体系図は、組織のモノづくりとしての品質活動を見える化し、それぞれの部門の行うべき活動において、役割・責任・権限を明確化する上でたいへん有益なチャートとなります。
ここでは、その構築の大切さを理解し、整理することで一連のモノづくりの流れを明確にするために必要な知見を述べていきたいと思います。

品質保証体系図
品質保証体系図とは縦軸に受注~企画~試作を含む開発設計~評価~製造~検査~出荷~アフターサービス、そしてクレーム処理などを含む形の一連のモノづくりの流れを示します。そして、横軸には、関与する組織、例えば、営業、開発、設計、生産技術、製造、品...
