QC検定とは、日本規格協会が行う品質管理の知識を客観的に評価する民間資格です。
基本的には、多くの企業が品質管理という概念を設けた上で活動が推進されているかと思われます。
その中でもモノづくりの側面でいうと、顧客の満足度の向上が目標のひとつであることを踏まえ、「品質管理」の概念は切っても切れない重要な活動です。
ここでは、私がモノづくり品質にこだわる主導的な立場で運営をしてきたことから、この資格についての必要性と実際に自分が組織の中で率先して、この資格にチャレンジしてみようと思い立った経緯などについて語っていきたいと思います。
QC検定は、QC部門だけのものか?
QC検定で得られる知識は、何も品質管理としての知識という意味ではありません。
この章では、QC検定とはどのようなものなのか、そしてこの資格を得るための学習を進めていくプロセスの中で、何を得て、どのように活用していくのか、を考えたときに、この資格の意味するところは「モノづくり」全般に寄与するものではないかと思い始めたきっかけについてお話していきます。

QC検定の重要性
私自身は、品質管理部門での管理職に携わっていたこともあり、ある程度の品質管理の知識や経験も持ちながらではありましたが、自分の知らない知識も含め体系的に品質管理のことを学び、知識の引き出しに持っておきたいと言う目的のもと、ならびに使える品質管理とは何かを追求したかったという理由や今後の後進の育成へ向けた考えもあり、まずは自ら資格と言う形でチャレンジ精神を示すことで、チームメンバー内の品質への意識向上も図る点で有益と思い取得してみようと思ってのことでした。
QC検定の重要性の前説として、前章では、「QC検定は、QC部門だけのものか?」について「うんちく」とQC検定の資格としてのグレードなどの説明もしてきましたが、ここでは、その前説に至った経緯とさらに勉強してみようと思った重要性を感じたままに語っていければと思っています。

QC検定へ向けた勉強法
私はこれまでの背景からもQC検定の2級を受ける事にしたのですが、その勉強法について、少しお話したいと思います。

QC検定を受けてみた
ここでは試験当日に受験して感じたことを主にメンタル面を中心にお伝えしたいと思います。

