資格を取ろう

ここでは、私が勉強して役に立った資格について語って聞きたいと思います。

技術士

私自身は、とある製造業に勤務しながら40代半ばにて、技術士第一次試験(第一次試験)を受験し合格。
そして、その翌年にて第二次試験と口頭試験をストレートで合格してきました。私の勤務先には研究所もあったので、研究所の人達は、この資格を取得している人も多いようだったのですが、私のような工場勤務では取得している人は当時誰一人といませんでした。むしろ「何その資格?」「ざっくりした名前やね」と言った感じで認知度もありません。

では、なぜ私がこの資格を知り、アラフィフおじさんが受験に至ったのか・・・。
これは、この資格がエンジニアにとっての最高峰の資格であると同時に、技術コンサルティングとしての唯一の国家資格だからであったことを知ったからです。

私自身もいずれは退職もするでしょうし、その後の身の置き方として考えたときに、サラリーマン卒業後もやはり「モノづくり」としての品質向上ならびに生産性向上も含めたモノづくり力の強化に何とか社会のお役に立てたい、そのためには何ができるか? 今の内から修行を積むことで知識と経験力を上げていくこと、そして、この「技術士」という称号を手に入れておくことで、少しは信用と理解も得られるだろうと思ったからです。

ただ医師、弁護士、公認会計士などの士業ではライセンス商売となりますが、技術士は建築業界などの一部での政府関連業務の認証に必要とされるレベルであり、一方で「モノづくり」業界では、あってもなくてもどちらでもモノは作れるという関係上、イマイチ浸透もありません(建築・土木関係では取得も非常に多くこちらの認知度は高いので誤解なきようご容赦ください)。
とは言え、会社の資格奨励をふと見たとき、「技術士」って「博士」と同等のSランク扱いになっているじゃん、と気づいたのです。これなら引退後に取得とか考えるまでもなく、やるなら今でしょ、ってなことで、思い立ったの精神で挑んだのがきっかけでした。

つまり、今取っておいて、ここでさらに修行して、そしていつか引退後はこの会社だけではなく、「すべてのモノづくり」のためになろうと決意したわけです。

取得して早10年も過ぎようとしていますが、そして技術士試験の要綱も日々変化はしておりますが、取得推奨や技術コンサルなどの側面でもお役に立てるような形で様々なサポートに力を注げたら良いかなと思っています。

QC検定

QC検定は、単なる「品質管理」部門のための資格ではありません
モノづくりに関わるあらゆる人々のために、「品質」という概念を知ってもらうための知識と実践を活用できるような資格となっています。

そのことを、こちらではお伝えしつつ、ぜひ、モノづくりとしての品質を高めるために、あらゆる人々がチャレンジしてもらえたらと思っています。

QC検定
QC検定とは、日本規格協会が行う品質管理の知識を客観的に評価する民間資格です。基本的には、多くの企業が品質管理という概念を設けた上で活動が推進されているかと思われます。その中でもモノづくりの側面でいうと、顧客の満足度の向上が目標のひとつであ...

ITパスポート

こちらでは、ITパスポートに関する概要、試験の内容、そして実際に試験を受けてみた体験談も紹介していきたいと思います。
このITパスポートは、実は技術面だけではなく、会社の経営や戦略などと言った企業の基礎知識を理解する上で役立つ内容が盛りだくさんで、勉強して損はない資格と思っています。今回はその魅力についてお伝えしたいと思っています。

ITパスポート
ここでは、ITパスポートの資格について、語っていきたいと思います。この「ITパスポート」ですが、平成21年4月から新たに、情報処理技術者試験に追加された情報に関する国家試験の一つなのです。ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる...

VEリーダー

こちらは、モノづくりとして、設計・開発と品質のハザマに立ち、如何にして良い品質で良い設計ができるのか、必要な要件とは何かを知る上で勉強になりました。
もともとは電子/電気部品の購入品質に携わった際に会社推奨要件として受験をしたわけですが、VE(バリューエンジニアリング)として必要な機能とコストを見据えた設計、そこにIE(経営工学)、QC(品質管理)これらがバランスを持ってシナジーとなるような「モノづくり」ができればと思っています。