QC検定へ向けた勉強法

資格

QC検定の2級というのは、対象として「技術者・監督者」、求められる知識と能力というのは、「実務レベルの品質管理・改善活動の主導者・指導できる」レベルと言う説明をしてきました。他の級も含めて詳細はこちらに掲載していますのでこちらを参照してみてください。

QC検定は、QC部門だけのものか?
モノづくりのための基本結論から言います。QC検定の資格を云々と言うより、これについて勉強することは、全てのモノづくりに関わる人材にとって必要とされる要素が詰まった資格でした・・・ということが私の見解です。少しまどろっこしい言い方をしていて、...
QC検定の重要性
私自身は当時の考え方として、QC検定についてのイメージは、品質管理としてOJT的に自部門で品質管理の知識やノウハウがあるわけで、それを習得して自社内にて活かせたら、それで良いのだろう・・・と思っていた人でした。品質はみんなのもの実際に、企業...

そこで気になったのは、1級をなぜ受験しなかったのかということですが、これには少し気がかりなこともあって、こちらは試験内容に論述試験があるという点といきなりこの級にフォーカスを当てる必要があるのかと思ったからです。
確かに1級は「品質管理のリーダー」向けですが求められる知識は「高度な品質保証と統計的手法」となっています。少し参考書などを覗いてみたのですが、確かに「高度」なんです。。。ここのグレードは資格として保有していれば、それは素晴らしいことなのですが、「高度」過ぎるのではと思いました。バリバリの専門家でというより、日常で使える知識として、まず自分が確実に押さえておきたい、かつ1発で合格して(率先垂範として仕留めるという意味で)背伸びをして「不合格でした」というのでは話になりません。

「ちゃんとこれくらいは取っておこうね」くらいの気持ちでまず望むべし、かつ確実に合格できそうな感じを狙うという意味で、自分にとってチェレンジでもあり、お手本でもあるくらいの示しがつくものとしての私自身としての妥当性を感じたのが、この2級だったのです。

そういうことから、試験まで約3か月前という時点での申し込みを済ませ、2017年の秋試験へ向けて勉強を開始しました。試験勉強は帰社後の毎日約1時間と土日はいずれか約5時間程度を割り当てました。個人的な主観ですが、何かしら参考になれば幸いです。

何せ、知っている事と知らない(実際に使ったことがない)ことが意外にも多かったことに驚きました。用語関連は基本的に知っていることが大半を占めていましたが、最初の方は、いざ過去問などに取り掛かっても選択肢に対して迷いがあったり、引っかかるような情けないレベルだったのを覚えています。

使用したテキストは主に次の3冊です。特に手法のところの計算問題は実際に業務で使っていないような範囲のものもあるので、こちらについては特に重点的に1冊特別に購入して特訓しました。

品質管理検定集中講座 QC検定受験テキスト2級 日科技連

試験範囲に合わせて、出て来るであろう用語関連の説明が丁寧に解説されている良いテキストです。ただ、手法編の計算が例題程度でこれだけでは応用として太刀できないかもと感じたのと、特に公式等の背景(どうやってそうなるのか)などの意味合いが不足しているかなと感じたのは確かです。公式的なものを丸暗記で受け入れるならそれでも良いかも知れませんが、解き方・考え方を理解するには統計学の教科書的なもので調べるのが良いかと思いました。

これを読めば、概ねの試験範囲がカバーできますし、教則本としてとてもためになります。

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過去問題で学ぶQC検定2級 日本規格協会

この過去問を見ておく事は必ずと言ってやっておいた方が良いです。私にとってはお勧めです。とは言って同じものは出ません。それよりも実践的な考え方が身に付きます。最初はほぼ合格点ギリギリくらいの正答率なので、全体の70%となると厳しいところにあったことを覚えています。言葉や計算など知っていても使えていないもどかしさを感じ、テキストなどを見直して理解を深め、そして解けるように考え方を整理するような形で一巡しました。二巡目から問題自体に覚えがあっても、すんなりと答えを導き出せるかに焦点を当てて解くことに意識を当てました。この理由として結果的には試験時間内に最後まで完答しないといけないという考え方で、90分で約90問もの解答をしないといけないので、1問1分のペース(計算と言語選択とで違うのだが)で進めるためにもそれなりの時間間隔を身につける必要があったためです。
特に計算などはあまり考えている暇はなく、「この手の出題にはこんな計算式で」とある程度反射取り組まないと私にとっては時間が足りない感じでしたので、できるだけの問題を解いて、計算に対応できる力をつけるよう努力しました。

全6回分あり、主に週末の5時間の枠に集中して、1回分を1日にしてやってみる事を二巡した感じです。

過去の傾向などを知るためにも数年間分(できるだけ最新のもの)を解いておくことが試験対策としては望ましいです。

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感想(1件)

品質管理の演習問題と解説「手法編」QC検定2級対応 日本規格協会

自分の弱点は、計算のところと認識はあったので、この「手法編」で計算問題を中心に多くの問題を解くための戦術で購入しました。結果的には、問題が多いというわけではないが、これが意外と過去問でもなく、かつ実践的なトレーニングにつながった感もあり、個人的にはこれをやっておいて良かったです。

計算問題が苦手とか、計算を重点的に勉強したい方は、このような「手法編」に焦点を当てた演習問題でトレーニングするのもよいでしょう。

このQC検定という資格試験ですが、個人的な感想としては、テキストはいろいろありますが、どれも過去の出題傾向からしたら実試験の方が、はるかに「ひねり」が多く、いろいろ勉強してもそれを応用した形で問われる感じがしました。かと言って、用語と計算テクニックを身につけたら、合格点の70%は十分狙える範囲でしょうから、難しく考えずにそれぞれのステータスに見合った形でそれぞれの受験されると良いかと思います。

とにかく、モノづくりに携わる方なら必要な知識が多いので、ぜひ、みなさんもQC検定にチャレンジしてみてくださいね。

今回もご覧いただきありがとうございました。

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